放課後恋愛

「どうしたの?何かあった…?」


『実は…パートを1時間だけ頼まれたの…。最初は断ったんだけど、今日はどうしても人手が足りないらしくて…。』


そっか…。
それなら仕方ないよね…。

『家には航や結希がいるし、それに……』


「わ、分かった!急いで帰るから、お母さんも早く仕事に行って?じゃあね。」

電話を切った私は、急いで図書館の中に再び入り、さっきまで座っていたテーブル席へと向かった。



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