放課後恋愛
ランチパニック
「あっ!おねえちゃん、あやとお兄ちゃん!いっしょにあそぼうよ。」
九条君に手を引かれてリビングにやって来ると、航と結希がダッシュで傍に寄ってきた。
二人のキラキラした視線には弱い私。
遊びたい気持ちもあるけど、とりあえず昼食を作らなくちゃ。
「ごめんね…。お姉ちゃん、お昼ご飯作ることになったから、食べた後に遊ぼうね。」
しゃがんで二人に謝ると、残念そうな表情になるかと思いきや、ニコニコの笑顔になっていた。