放課後恋愛

なんで最後にキスしてから帰るのよ…。


触れられた髪をチラッと見ると、それだけで体温が上昇してしまうのを感じた。

本当に重症かも……私。


小さなため息を零しながら、少しひんやりとしているテーブルに顔を突っ伏した。


そういえば…
さっきの電話って、誰からだったんだろう…?


友達…かな?
九条君、男友達も多そうだし…。


嬉しそうな顔してたけど、話の内容は…なんだったんだろう…?


………。


ダメダメっ!
私がこんなに気にしちゃってどうするのよ…。



< 366 / 425 >

この作品をシェア

pagetop