嫌い、だけど好きなんです!



もう、やだよ…



先輩なんて好きになってても



無駄なんだ。




「…もぅ…ぃ…ゃだょぉお…」




私はただただ泣き続けた。








ようやく、泣き止んだ私は




私は洗面所に向かって



鏡を見てみた。



「変な…顔。」



私の顔は、目は腫れてて



真っ赤で、誰が見ても



一瞬で泣いてたってのが分かる。



こんな顔で先輩に会えない。



< 110 / 201 >

この作品をシェア

pagetop