嫌い、だけど好きなんです!
別れ。






「す、すす澄花!!!!大ニュース!!」



奈々華は今日も



相変わらずテンションは高いが




いつもと様子が違う感じだ。




「どうしたの?そんなにあわてて。」



「じ、実はねさっき先生狙いの生徒が『好きな人いるんですか?』って聞いたら、『うん、いるよ。まぁ手を出しちゃいけない存在だけどね』だって~!!ってことは生徒でしょ?や~ん!誰だか気になるよねー!!!」



へー先生好きな人いるんだ。



しかも生徒か!なんかすごいな…。



「そうなんだ~どんだけその子可愛いんだろうね~」



「うちが思うにやっぱ澄花だって!まじで告りなよ!!!まさかまだ先輩のこと引きずってるの?」



「え?あぁ、奈々華に言ってなかったっけ?あれ、実はあの先輩の電話相手だった人はお姉さんだったから、彼女じゃなかったんだよー;それで、私が告ってそれで先輩も好きだったらしくて、OKしてくれた!こないだ言わなくてごめん~忘れてたw」



「あ、そうだったんだ~!・・・・ってぇええええええ!?」



奈々華はものすごい大きな声を出して驚いた。



まぁ、普通おどろくだろうな…;



「そうだったの!?お、おめでとおお・・・澄花ぁ・・・良かったね・・・ホントにうち嬉しいわ・・・!今度ダブルデート行こうね」
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