嫌い、だけど好きなんです!




「おい、野乃木!」



先生に呼び止められた。



「へっ?」




「・・・疲れてるだろ?ちょっと休んでけw」



「え?・・・いや、大丈夫ですけど・・・」



「暇だろ?俺今暇なんだw話そうぜ!」



「あぁ・・・まあ暇ですけど・・・」




ガチャガチャ。



先生がいすを用意し始めた。



多分、私用にだ。




「じゃあ、休んでけ!ほれ、ここ座って~」



先生が私の後ろに回り



背中をグイグイ押してくる。


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