嫌い、だけど好きなんです!

「え?あちょ!」




ストン。






私は綺麗にストンと



椅子に座った、ていうか



座らされた。






…シーン。




沈黙が少し続いた。



「・・・野乃木ってあれだよな!」



「え?」



「寝顔やべえよなwwww!!こ~何か幸せそうな顔して寝てんの!よだれ出しながら!!」



先生が私の寝顔(?)のまねをしてみせる。




それがあまりにもひどい顔だ。



「はぁ!?せ、先生ひっど!!!!私そんな顔して寝てません!!!」



「ひどいのは思えの方だろ~?俺が一生懸命やってるのに、寝やがってww」



「あ、それはどうしても眠くて・・・だって先生の授業聞いてると眠くなってくるんですもん!!」



「お前な~!!!!」
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