小さな小さな想い
あーまじこいつら
うぜぇ…
早く席に着きたい。
担任はやく来いよ。


ガラガラッ

キターーーっ!!!

何?もしかして俺
天才かも…

と思ったが。

「みんな席に着けよ~
南、特に早く座れ。」

「あっはい。」

え?何これ。
周りの女どもは?
みんなは?
何これ、新のイジメか?

と考えながら俺は席に着いた。

っと…隣は静かな奴が
いいなあ…誰だ?
こっち向け!

向いた~!

ってあれ?
友梨亜じゃん。

友梨亜も今気付いた様子で
「あれ、りゅ…南くん?」

おいおいっさっき龍って
言ってくれてたじゃん…
同じように言ってくれよ

…とはみんなの前では
言えないので。

「友梨亜?」

「なっ名前で呼ばないでよ!///」

赤い。完全に顔が赤いぞ
友梨亜さん。

あー、おもしろいわ。

「友梨亜っ友梨亜っ」

「も~呼ばないでっ」

これじゃ話も出来ない。
俺は小声で

「返事しないとずっと呼び続けるぞ?」

と友梨亜に言った。
あれ?俺Sかも…?

「はい…何?南くん!」

友梨亜はちょっと怒ったかんじで
言った。でも可愛い。
何?俺…もしかして友梨亜の事?
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