生徒会で、ヒミツの恋愛しちゃいました。

そんなあたしの心の内を知らない瑞兄は―――更に爆弾を投下してきた。




「一応伝えとくけど。もし学園内での恋愛が、公にバレる事があったら―――退学処分だから」



「た…退学ぅ！？」




み、瑞兄！話が飛びすぎだって！というか、何で退学とかいう大事になるの！？




「なんで！？」



「校則に違反してるから」




サラッと答える瑞兄を見て、あたしはどうしようもない危機感に襲われる。


…あたし、退学じゃん！




「何でそんな校則出来たの！こんな可笑しい校則、来学だけだよ？入学者数は減るし、学園的にもオイシイ話じゃないと思うんだけど…っ！」



「ん？俺が去年決めた」




―――な、なんですとっ！？




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