生徒会で、ヒミツの恋愛しちゃいました。
「瑞兄に何かあったの?」
この言葉がいけなかった。
…瑞兄は一瞬だけ顔を切なそうにグッと歪ませながらも、静かに笑い始めたんだ。
「…ま、気にすんな」
瑞兄の、誰も入る事の出来ない未知の領域に触れてしまった気がして、“これ以上聞いてはいけない”と思ってしまった。
ねぇ、何があったの?瑞兄…
あたしが勝手な妄想を張り巡らせて、一人で暗くなっていると、いきなり背中に激痛が走った。
「いったーいっ!」
激痛が走る箇所を押さえながら、急いで顔を上げると、すぐそこには瑞兄の整ったビューティフルフェイスが!
.