生徒会で、ヒミツの恋愛しちゃいました。
もちろんよ!
こんな校則あったら、瑞兄に告白出来ないし、最悪の場合、迂闊(うかつ)に近付けなくなるし!
「…無い事は無いけど、な」
「…という事は、あるの?」
「でも、それは俺の判断次第。という事で今日は帰れ」
―――俺の判断次第って、どういう事!?
あたしの身体は無理矢理、瑞兄によってベランダに連れ出された。
解決する所か、寧ろ疑問が増えてしまった。その事に若干顔をしかめながらも、あたしは自分の部屋に帰った。
―――これから三年間、こんな生活が続くなんて…あたしは耐えられるのかな…?
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