私の日記

蓮汰はなんか買いに
来たみたいだけど、
送ってくれるって言
てコンビニから出た

寒くて蓮汰の手を握
る…蓮汰もぎゅっと
握り返してくれる。

今の私はこれだけで
幸せだった……。

『あ…流れ星。』

「本当だ…。」

私が手を組んで流れ
星に願い事をした。
あなたとずっと一緒
に居られますように
って……

「それ祈ってるポーズじゃん。」

アハハと笑う蓮汰。
俺もしとことお祈り
ポーズを真似した。

蓮汰は何を思ってい
るんだろう…
なんて願ったんだろう…

同じ願いだったら、
私は嬉しい―――。

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