イジワルな先生
〜真凛side〜


「グスン…」


あれから、家に帰ってずっと泣いてたせいか、目が真っ赤に腫れてしまっていた。


こんな目じゃあ、明日学校に行けないよ〜(泣)



「先生のばーか。」


ちょっと悪口を言ってみた。
でも、私の心は晴れない。
仕方ないか。



携帯を開くと、時間はまだ夜7時半過ぎ。
気晴らしに出かけようかな…。


うん、出かけよう!

財布と携帯を掴むと、部屋を出て、制服のままリビングへ下りた。


リビングへ下りると、お母さんが夕飯の支度をしていた。



「あれ、真凛?どこかに出かけるの?もう夕飯だけど…」



そんなお母さんに、

「すぐ戻るから…あと、今日はご飯いらないから。」



と返事して家を出た。
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