イジワルな先生

次の日、少し遅刻気味で学校に行った私。


昨日はあれから、先生に家まで送ってもらった。


まじドキドキ止まんなかった…


先生…私、やっぱ好き。
大好きだよ。


気持ちを伝えられないのは辛いけど、今は我慢だ。



そんなことを考えていると、いつものように教室のドアが開いた。



「あ…」


先生だぁ…。
いつものように無表情で入ってくれかと思ったら…



ふっ、と先生が笑った。
確かに私を見て笑ったんだ!



「ねぇ!いま先生、真凛を見て笑わなかった!?」


由利もそれに素早く気付く。
さすが由利だ…。



嬉しい…!!
今日はなんだか、1日頑張れる気がする!!



私、ただいまルンルンです♪
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