成熟と化して
「そういや、紙田先輩」
「ん?なんだよ」
「うん〇って無臭だと危険らしいですよ」
「マジで?」
「はい、少し臭い方がいいらしいです」
「それは知らなかった。うん、すごいなうん〇は」
うん〇を崇拝する紙田であった。
そのとき、ブーンと一匹の蜂が、飛んできた
「あ、蜂だ」
「本当ですねー」
二匹。
「また蜂だ」
「仕返しに来たのかもしれませんね」
今度は十匹。
「これ、絶対仕返しに来てますよ」
「逃げるか?」
「大賛成」
そう言って、猛ダッシュで逃げ出す二人。
「やべーよ!!何か半端ねー数になってるよ!!」
「先輩が爆破して蜂の巣駆除したからですよ!!」
「何だよ!!無断で学校に家建築してるクソ蜂が何言ってんだよ!!」
「…って後ろ見てください」
「…?」
逃げながら紙田が後ろを見ると、超ウルトラ級蜂が一匹いた
「キモ!!モスラかよ!!」
「モスラは蜂じゃありません!!!」
「そんなことどーでもいいんだよ!!!どーする!?」
「とりあえず、二つに別れましょう」
「そうだな」
そう言って、紙田は右、佐藤は左に逃げる。
超ウルトラ級蜂は、左にいった
「何でこっちなんだよ!!紙田のところいけや!!!」
「…会いたかった」
「知らねーよ!!あんた誰だよ!!」
「きみこよ」
「知らねーよ!!!」
「会いたかった会いたかった会いたかった会いたかった会いたかった会いたかった会いたかった」
「キモ!!その声で言うな」
「私のこと忘れたの?」
「その前に会ったことないから!!会ったら強烈すぎて覚えてるわ!!」