成熟と化して
「なあ…」
「何ですか、先輩」
「この話さ…なんか暗い気持ちになるからやめていいか?」
「嫌です」
「モヤモヤするじゃん!!」
「じゃあ、先輩。面白いギャグして下さい」
「面白いギャグ!?うーん…」
「出来ないのか、クズ」
「おめーに言われたくねーよ、クズ」
「先輩、早く面白いギャグして」
「わかったわかった」
紙田は暫く考えたあと
「布団がふっとんだー」
シーーーーン
シーーーーン
シーーーーン
シーーーーン
シーーーーン
シーーーーン
「先輩、布団は飛びませんよ」
「いや、そこ冷静に言われても…」
「ジャイアントフラッシュ並みのレベルのギャグあるじゃないですか」
「どんなレベルだ」
「こんなんじゃ、あと57ページ、いきませんよ」
「そうだな…弁子もネタが尽きたらしいからな」
「ここは歌合戦でもやりますか?それとも盛り上げ部の活動の話しますか?それともうん〇漏らしますか?紙田が」
「最高に間違った提案だな、最後の」
「先輩!!うん〇うん〇ばっかり言わないで下さい」
「おめーだろ!!つーか役に立った友達、おめーに何教えたんだよ!!」
「あーあの話に出てる奴?てかあの話全部嘘だから」
「ページ使っといて!!?」
「単なるページ稼ぎですよ」
「…もはやエントリーで選ばれる要素もない話だな、これ」
「ストーリー性ゼロっすよね」
「なんか俺のキャラもだんだんと変に」
-end-