成熟と化して



部室。

「おい、俺が卒業するんだからパーティーしようぜ」


「…それ卒業する人から普通言わないでしょ」


「いいじゃん。しよ!!」


「パーティーパーティー」


「…ま、アホタがしたいって言うなら…」


「何その差別」


「差別じゃありません」


「クベツデス」


「………意気が合ってよかったね~」



-end-


「マダマダツツヅヅヅヅヅヅヅヅヅヅ―ガガーピー」


「おい、アホタが壊れた!!」

「そんな!!アホタぁぁああああああああ!!!」


アホタは紙田より早く卒業しました。


「いや、上手くまとめんなよ」


「そうですよ!!先輩は!!」


「俺っ!?俺何もしてないよ」


佐藤は悲しそうにアホタを見つめ

「そんな…新婚旅行はバルカン半島がいいねって話してたのに」


「えっ!!おまえらそんな関係だったの!!?」


「紙田先輩、そんないかがわしい妄想しちゃいけませんよ!!」


「えっ?何が!?」


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