年上彼女

階段を上り
はるかの部屋の前に着く


バックからカギを取りだし、
ドアを開けた


玄関でクツを脱ぎ、
真っすぐ進めば、
リビングと、隣接したキッチン


カバンをリビングのテーブルに置き、
キッチンへと進んだ、はるか


「ね、一真、紅茶しかないけど、いい?」


「ん? あぁ」


リビングには、
ソファーとローテーブル
窓際には、ノートパソコンを置いた机

意外にシンプルで何もない部屋…

でも、はるからしい…


キョロキョロとはるかの部屋を
見回しながら、
ソファーに座った俺


「お待たせー」


紅茶のポットとカップをトレイに乗せ、
ローテーブルに置いた


「ね、もうすぐお昼でしょ?
何食べたい?

冷蔵庫、あんまり材料ないから
あとで、
買い出しに、行…こ…ちょっ、一っ…真」


俺の隣に座ったはるかの唇を
強引に塞いだ






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