年上彼女

「なぁ、はるかー

俺、はるかの水着や下着姿

皆に見られるのヤなんだけどぉー」


「私だってイヤよぉー

だけど…
私と同じ思いしてるヒト、
いっぱいいるでしょ…

その人たちに
希望、持ってもらいたいもん…

それでも…
ダメ…かなぁ…?」


身体を起こし
はるかが、俺の瞳を覗きこむ…


そう、今は
はるかの部屋の
寝室のベッドの中…


「私の過去の身体も
今の身体も、一真のものでしょ?

誰にも、触れさせないから…」


潤んだ瞳が、
やっぱり、カワイイ…


「あぁ、わかってる…」


当たり前だよ…


はるかの全部…


俺のモノだからな…


もう…


二度と…


離さない…
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