目で追って。切なくて。


『ほっしい先生〜〜〜!!!』



そう呼ばれ
振り向いた。




そこには
3年生の男子がいた。

腰パンを堂々とし、
シャツが出ている男子を。





『こんにちは。』

私は笑顔でその子に
挨拶をし、
軽く蹴りを入れた。


『いったー!先生、何で蹴るー?!』

と笑いながら私に言った。



『ダメやろ!その格好!!!早く直し〜』
と言うと

ごめんねって言いながら
制服を直した。




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