妄想ハニー
Honey★01
夜の街頭。
イルミネーションがキラキラと輝く。
そんななか、あたしと雄大くんは向き合っていた。
周りも恋人だらけで、辺りもあたしたちも。
甘い雰囲気が漂っている。
「結愛…。」
雄大くんは優しく、あたしの名前を呟いた。
それと同時に、目を閉じるあたし。
あたしの唇と雄大くんの唇は、引き寄せあうように近づいて……
『きゃーー!!!!』
ガコン!!
あたしが興奮のあまり叫んだのと同時に、あたしの背中に衝撃が走った。