あなたの隣。
私はわかったと返信し、台所に戻った。

晩御飯いらないっていっても・・・

夜食はいるよね・・・

遅く帰ってくるかもしれないし・・・

私はそう思い、お兄ちゃんの夜食も作った。

ガチャ

お風呂場のドアが開く。

「まだ兄貴帰ってきてねーの?」

と允がきく。

お風呂上がりだからか允は上半身裸。

「うん。なんか手が離せない用事が出来たんだって。」

というと允はふーんといった。

「沙緒子」

「ん?」

「いや・・・何でもねー」

なんだろ?

允何か隠してる?

隠し事なんてしない允なのに・・・

珍しい。

「飯冷めるから早く食べようぜ」

話、逸らされちゃった・・・

私は椅子に座り、允は上を着て2人でいただきますをした。
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