桜の見える丘(仮)

大きなため息を落として神谷は歩くスピードを速めた。


「なにがっ!!私、何かしたっけ!?」


「わかってないからもういいわ。俺、先に学校行くから。じゃっ。」


小走りしても追いつかない。


なんで…あんなに怒ってんの…!?

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