桜の見える丘(仮)
「う…嘘なんて…「ついてるでしょ。顔に書いてあるよ。」
「え!?嘘ぉ!」
自分の顔をぺたぺたと触る。
「嘘よ。んで、どんな理由で喧嘩?」
あきれたようにため息をつきながら私にたずねる。
「…わかんない。」
「はぃ?」
「だから…わかんないんだってば!」
だって…本当のことなんだもん。
なんで神谷が怒ってるのかわかんない。
「ハァ…話になんない。理由わかったら相談乗ってあげるから。がんばって探しな。」
またメガネをかけて本を読む。
「ぃーやぁー!葵ー、助けてよぉ。」
「あーもう!うるさい!!勉強の邪魔するな!」
「うぅ…。」
葵にも怒られてしまった。
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よし!!
まずは相手を観察して…神谷の考えてることを考えよう!