桜の見える丘(仮)
「俺な、関西から引っ越してきてさ…友達誰もおらんねん…。でな!なんか君みて、俺君となら仲のいい友達になれるような気がしてさ!!」
ペラペラと滑舌よくしゃべる。
「あ、ごめん!俺、坂本健吾!!君、名前は?」
「神谷俊。」
「じゃぁ、俊って呼ばせてな!俺は健吾でいいよ!」
人懐っこいこいつ…健吾友達になった。
まぁ、俺も友達がいねぇとつまんねぇしな。
「俊!!!」
聞きなれた声が。