桜の見える丘(仮)
「クラス…どんなのかなぁー?友達いっぱいできるといいなぁー!!」
幼稚園児が小学校に上がるときに言うような
セリフを言いながら、
走っていたのはいいのだが…
疲れてきた…。
「あぁー、疲れた…。走り…すぎた…かな…。」
ハァハァと、肩で息をしながら、
ゆっくり歩いた。
ふいに空を見ると
青くきれいな空だった。
ッガッッ!!
「うわっっ!!」
っどてっっ!!
空を見ていたせいで、
思いっきりつまずいてこけてしまった…。