桜の見える丘(仮)

神谷が…助けてくれた。


みんなの顔が反省の色に。


「ごめん…。種目、決めなきゃな。」

「ごめんね?矢田さん…私、50メートルハードルがいいな♪」

「わりぃ。今日までだっけ?これの提出日、怒られんのお前らだもんな。ごめんな。」


みんな、神谷の言うことを聞いている。


神谷のおかげで、種目決めがあっさり終わった。


ってか…初めっから種目決め手伝ってくれたらよかったんじゃ…。


まぁ、助けてくれたことに免じて許してやるか。


その頃、神谷はなにもなかったかのように、椅子に座って眠りについていた。


何なんだろうなぁ…。


ほんと…こいつのことよくわかんない。


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