オオカミくんと赤ずきんちゃん

彼の名前




ふぅ~、今日は掃除長引いたから帰るの遅くなっちゃったな~。


早く電車出発しないかな~?


―プシュー―


「あ!」


と声がする方を見るとそこにはイケメンくんの姿が。


「え!何で!?や、やだ!来ないで!」


て言ってるそばから横座りだすし。


「俺はいつもこの時間帯。そっちこそ、この時間帯は珍しいじゃん?つか名前は?」


「お、教えない…」


「またキスすんぞ」


と言ってイケメンくんは私に顔を近づけてくる。



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