幸せの権利~傷ついた子供たち~


「大丈夫ですか!?お嬢様。」




安心する声










それと同時にザバァァァっと



冷たい水に当てられた









「少々我慢を・・・・」











助かった








母の生前





母を慕ってくれていたメイドさん






36歳くらいでそこそこの地位もあったけど



母の死とともに


下働きよりもひどい扱いを受けている




「お嬢様。幸い火傷はひどくありませんが・・・痕が残るかと・・・」




「ありがとう・・・・・」




「旦那さまも何故このような酷いことを」




「・・・ふつう・・・のこと・・・なのよ・・・」





そして






7歳の少女は








「私・・・・・・・・・・」












家を出る







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