地味子な私と、人気者の彼

 それからは、当たり前だけど会話が減った。


 けれど一日一回触れるっていうノルマは必ず達成できたから、夢で沢山仲良く出来た。


「また明日な!」


「うん! バイバイ」


 なぜなら汰一君は帰る時、必ず私の頭をポンッてしてくれる。


 そんな事されたら期待しちゃうのにね……。

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