地味子な私と、人気者の彼

「い……」


「い?」


「一緒に帰ろう!!」


 余りにも大きい声で言い過ぎたのか、目の前の彼はポカンとしている。


 周りにいる人たちも私に目が釘付けになってるし……もしかしてこれって現実だった?

< 123 / 258 >

この作品をシェア

pagetop