地味子な私と、人気者の彼


「どんな感じだったの?」


「私と仲良くしたいなら、私に毎日触れる事!! 分かった? とか言ってた!! しかも腕組みながら」


「触れる……」


 おまじないの本に載っていた事と同じだった。


 私から触れなくても良かったのは、汰一君から触れてくれてたからだけど……まさかそんな事実があったなんて。

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