地味子な私と、人気者の彼

「駄目……限界」


 開いた教科書を閉じ、ベッドへとダイブする。


 眠さが最高潮の中、こうして布団にスリスリするのはたまらなく気持ちがいい。


 そして薄れ行く意識の中、今日も汰一君の事を想いながら眠りに付く。

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