地味子な私と、人気者の彼


「絶対!?」


「うん! ぜーったい!!」


「よし、んじゃ気まずいけど戻るか」


 苦笑しながら言う彼に勇気付けられたけど、本当はちょっと怖かった。


 どんな目で見られるんだろう、とかまた色々言われちゃう、とか。


「大丈夫。俺がいるって」


 そして背中をポンと押してくれた彼に感謝。

< 86 / 258 >

この作品をシェア

pagetop