先生と生徒の切ない恋

大接近

いよいよ学祭の係の
活動が開始した。

百花達の担当は
体育館の飾り付けだった。

簡単な物もあれば
難しいのあり、
みんなで手分けしてやっていた。
すると、教室のドアが
開いたのだ。

ガラガラ

みんな振り向く。

「ちゃんとやってるか。」
祐一先生が元気よく
みんなに問い掛ける。

「やってまーす。」
みんな、声のトーンを
低くして言ったのだ。

「おいおい、楽しそうに
やれよー。」
笑いながら言う祐一先生。

「細か過ぎて無理!!」
未憂が言った。

「そうそう、やること
ありすぎっ。」
真耶が言うと

「そうそう!!」
亜佳李が頷いた。

「でも楽しいよね。」
と美由が微笑みながら
言った。

「うんっ、この
メンバーだけだから。」
嘉那が言った。

「あのー先生、
ここの織り方わからない」
と百花がぼそっと言った。

そうすると、先生が
百花の横に急接近して
丁寧に教えてくれた。
「百花、わかったか??」
と先生は百花の目を
見ながら、言った。

「あっ、は、はいっ//。」
百花は緊張のあまり
たどたどしかった。

「顔赤いけど大丈夫か??
熱あったりして・・・・・」
と言い先生は百花の
おでこを触った。

百花はもう緊張しすぎて
やばかった。
「大丈夫ですよっ」
と緊張しながらも
ちゃんと言った。

「そうか、無理すんなよ。」
あと、放課後説明したい
ことあるから、一人残ってくれ。」と言い残し出て言った。
< 16 / 116 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop