先生と生徒の切ない恋
百花はとにかく走った。

すると誰かにぶつかった。


"依玖斗"だった。


「どうしたの??」
深刻そうに聞く依玖斗。

百花はただ泣いてた。

それに依玖斗は頭を撫でていた。


しばらく落ち着いて百花は
話し始めた。

「祐一先生キスしてたんだ・・・」
ぶっきらぼうに言う。

依玖斗は目を見開いた。

「そんなことあったんだ。
つらかったよね………」
と言った依玖斗。

俺だったら泣かせないのに……
と呟いた依玖斗だった。

百花はそれに気付かなかった。
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