それでも愛してる3~IKEDA
「ま、気にするな」

『…大体からして素人が首を突っ込んでいい分野じゃないの!!』

すると、その酔っ払いは
「じゃあ君らが助けてやるのか?」
と真顔になって言ってきた

!!
『あのね~死者を助けるって…』
「死者でも悲しい、さびしいと思うなら死者も生者も無い…」
と、酔っ払いは横を向いた…いや、本当に酔っているのか?

『……くっ!』
私は呆れてその場を後にした

「待って!」

『まだ何か用?』
私は足を止め振り替えらずに聞いた

「名前を聞いて無かった…俺は孝之だ」

『うちは遥…』

「そうか、ありがとな」
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