それでも愛してる3~IKEDA
俺は揺さぶられながら目を覚ました

「ん~…」

目の前には目のクリッとした、ちょいとキツそうな子が…

「遥!?」

しばらく状況がわからず周りをキョロキョロする
例のショットバーの中だ

『バ~カ、やっと目が覚めたわね』と口元が少し笑って遥が言う
『あなたがヤバそう思ったから見学にきたのよ』

そして小声で
『で、例の母親は居たの?』

俺は店内を見渡す
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