それでも愛してる3~IKEDA
俺は遥と一緒に店を出た

しばらく歩く

「ありがとな…」

『ん?』

「見に来てくれたんだろ?」

『バ~カ、あなたの失態ぶりを見に来ただけだわ』と遥は口をとがらせて言う

「あぁそうだな…ありがとな…」

また無言のまま歩く

『!』遥は立ち止まる

「どうした?」

遥は後ろを向き御札に手をやる
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