それでも愛してる3~IKEDA
俺は目が覚めた

遥の顔が至近距離にあってドギマギする

携帯で時間を見る、意外と殆ど時間はたっていないようだ

あ!
慌てて携帯で美紀絵チャンに広野が帰った事を伝える

『ほ~もうそんなに動けるのか?』
遥は目を丸くして聞く

「ん~まぁねぇ~」

自分の身体を見たら全身御札だらけになっていた
遥が身体の中の霊を取り除いてくれたから助かったんだろう

「ありがとね」

『まぁね、知り合いが死ぬのは夢見が悪いからねぇ』

それと、もう2人、俺を助けてくれたあの親子の事が気になる…

『あの親子ならちゃんと成仏させれたよ』
俺の表情でなんとなく気付いたのか聞く前に教えてくれた

「そかぁ…」と俺は空を見上げた…
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