memoire




13歳
中学1年
着なれぬ制服に
見知らぬ顔がたくさん。
怖そうな先生に先輩

たくさんの不安そして期待に
胸を弾ませて
中学校生活をスタート。



その頃の年齢は実に微妙な時期で

親を煩わしく思ったり
何でもない事で傷付いたり
臆病になる。



女の子は特に
内緒事が増える。



授業中に回す小さい手紙
書かれている内容は
大抵くだらないこと




「ひまだねー」



「先生の話つまんない」




「○○くんの好きな人って…」




でもそのくだらない手紙が
エスカレートすると
陰口になり
いじめにも繋がっていた。



女の子は男の子と違い
息苦しいものに感じ
私はそれが嫌で団体行動は避けていた。




登下校は1人で別に平気だったし
休憩時間に話す友達は少ないがいた。



あの頃から漫画家を志していた私は
授業中だろうが何だろうが
描きたい時に絵を描き二次元を愛す
いわゆる…オタクっぽい?女の子




男子からは敬遠され
目立った女子達からは距離を置かれていたのだ。



そんな環境で
毎日が楽しく「良かったな…」何てよく言えるな?




いやそうじゃない!




ここまでは
忘れたい過去。




人はどんな時、変化するもの?



答えは簡単なのです。




「このままじゃいけない」
そう思った時。




もちろん、二次元を愛していた私にもそう思った瞬間がありました



きっかけは…




人を好きになって。





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