愛乗りシンドバッド
病院の入り口がガヤガヤと
うるさくなってきた。
看護婦さんが現場を
見てたから当然だろう。
……そーいえば今の落下で
思い出した事があった。
あの橋から落ちた時の
夢が夢じゃなかったら…、
こいつの名前はたしか…、
そう……ハルだ。
「ハル。
あんた言ってただろ…。
俺に足りないものって
……なに?」
その場から
走り去ろうとしていた
彼女に聞いてみる。
なぜか不思議な気持ちだった。
「手助けはいらないんだろ」
……さいですか。
「でも私は
お前に興味がある。
また花を届けてやるからな。
んぢゃ。」
……ってお見舞いに
来たのこいつだったのか。
うるさくなってきた。
看護婦さんが現場を
見てたから当然だろう。
……そーいえば今の落下で
思い出した事があった。
あの橋から落ちた時の
夢が夢じゃなかったら…、
こいつの名前はたしか…、
そう……ハルだ。
「ハル。
あんた言ってただろ…。
俺に足りないものって
……なに?」
その場から
走り去ろうとしていた
彼女に聞いてみる。
なぜか不思議な気持ちだった。
「手助けはいらないんだろ」
……さいですか。
「でも私は
お前に興味がある。
また花を届けてやるからな。
んぢゃ。」
……ってお見舞いに
来たのこいつだったのか。