ずっと貴方を・・・・
だが、一樹君は真剣な表情をして・・・


「かなみ・・そんなこというな・・かなみは生きるんだ・・俺はそんなこと認めない・・それに・・」

一樹君は何かを言おうとしたが言わず、だまり・・


「どうしたの?」


「いや・・なんでもない・・・かなみ・・お前は大丈夫だ・・・とにかく生きろ・・」




一樹君に励まされ、私は治療をしながら新しい命を育てることができた・・。







メールと電話だけであったが、親友まいには病気のこと、妊娠のことは相談して
いた・・雪の事も・・・



まいには雪とどうして駄目になったのかも・・・


「かなみ・・親友なのに・・何もできなくてごめん・・」

「ううん・・いいの・・話を聞いてくれるだけで・・・」


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