詩日記〈うたにっき〉
3月8日〔月〕
今日も
学校を休んだ。
たぶん、
明日も休むと
思う。
熱も まだ完全に
下がってないし、
体力的にも
学校に行ける状態じゃ
なかった。
ずっと
家で寝ているのは
案外タイクツなものだと、
初めて知った。
こんなに長い間
学校を休んだことは
なかったから‥。
時間割を見ると、
今、体育の授業中。
私のキライな教科の
ひとつだった。
特に
私は走るのが
大キライだった。
なんで、
あんな苦しい
思いまでして
走らないと
いけないのかと
思う。
ふと、
クラスメートの顔が
浮かぶ。
そして、
自分のコトを
覚えてくれて
いるのかと、
一瞬
不安になった。
みんなの中で、
私の存在は
もう
消去されているんじゃ
ないかと‥
私のコトなど
キレイに忘れて、
最初から
存在しなかったコトに
なっているんじゃ
ないかと‥
私は
小さく 弱い
人間だった
存在価値など
与えられない、
在っても
無くても
同じ、
どうでも
いい
モノだった‥
それなら
きっと‥
最初から
無かった方が
よかったのかも
しれない…
学校を休んだ。
たぶん、
明日も休むと
思う。
熱も まだ完全に
下がってないし、
体力的にも
学校に行ける状態じゃ
なかった。
ずっと
家で寝ているのは
案外タイクツなものだと、
初めて知った。
こんなに長い間
学校を休んだことは
なかったから‥。
時間割を見ると、
今、体育の授業中。
私のキライな教科の
ひとつだった。
特に
私は走るのが
大キライだった。
なんで、
あんな苦しい
思いまでして
走らないと
いけないのかと
思う。
ふと、
クラスメートの顔が
浮かぶ。
そして、
自分のコトを
覚えてくれて
いるのかと、
一瞬
不安になった。
みんなの中で、
私の存在は
もう
消去されているんじゃ
ないかと‥
私のコトなど
キレイに忘れて、
最初から
存在しなかったコトに
なっているんじゃ
ないかと‥
私は
小さく 弱い
人間だった
存在価値など
与えられない、
在っても
無くても
同じ、
どうでも
いい
モノだった‥
それなら
きっと‥
最初から
無かった方が
よかったのかも
しれない…