詩日記〈うたにっき〉

3月9日〔火〕

それは、

あまりにも
弱く

あまりにも
小さい

光だった‥




星になるコトも
出来ず、

誰の目にも
触れるコトなく、
その光は
消えてしまった‥。


まるで
最初から
存在しなかった
かのように、

その光は
ゆっくりと
静かに
消えていった‥。





広い宇宙では、
星の輝きも
名のある惑星<ホシ>
でさえも、

ちっぽけな
存在
でしかなかった。




そんな
ちっぽけな
存在
になるコトも
出来ずに、

その光は
消えて
しまった‥






暗く‥

深い‥

宇宙の

闇の中に…
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