幸せ日和〜コイスルキモチ〜
「俺もマジハズいし……あっ!!!
ちょっと貸して!?」
「えっ……?
あ……うん………
何すんの?」
「いいから〜♪
後ろ向いて!」
「え〜?」
何が何だか分からないけど
あたしは冬山の言う通りに後ろを向いた………
「ちょぉごめんね……」
「えっ……
ちょっ…!///」
そう言って、冬山はあたしの髪を前に持って来た……
あたしは多分
今顔がものすごく赤くなってると思う………
「はい!
できた!!!」
「えっ……///
あ……ああーありがと///」
あたしの胸には
キラリと光るネックレス………
冬山を………
好きになった理由が分かった気がする………
でも……
もう冬山のこと
諦めなくちゃ………
忘れなきゃ………
冬山に抱いたこの気持ちを……
大好きだったよ………
ありがとぅ………
最後まで………
死ぬまで………
好きでいたかった……
諦められるのかな…?
私に………
冬山のことを……
諦められなくても
諦めなくちゃ……
それが瑠那との……
約束………
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