幸せ日和〜コイスルキモチ〜



「なんて?」


「ご…ごめ……
ちょっと行ってくる…」

気がつくと
走り出そうとしていた………

「待て!!!」


「は…離して!」

「この前みたいに………なるんじゃないだろうな?」


「しっ…知らない!
分からない!!!」

「この前みたいに
泣くことだったら
俺は行かせない…」


「ふふ……」

「………?」

「大丈夫!!!
泣かないから〜♪
ねっ!?だから離して?」

「本当だな?」

「うん♪」


「じゃぁ………」
場所教えて……」


まぢで……?


「図書室だよ!」

「分かった」


そう言うと
冬山は手を離してくれた…



ガラー…



「瑠那…?
何………?」

「ねぇ………」





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