幸せ日和〜コイスルキモチ〜
「キャー///
2個取れた!!!」
「お前……すげぇな………」
「そうでしょー……?あたしって天才!?
ー……これあげる〜……」
「……何で!?お前いらねーの?」
「ー……違う……かぶってんの〜……」
「えっ!マジ!?
ー……ホントだ……
じゃぁ………ありがたく貰っときます…俺もカバンにつけよー……」
「わー……冬山とオソロとかぁ………しける〜……」
とか言ってるけど………もの凄く嬉しい///
「俺も〜……みんなにつき合ってるって誤解されたらどぉすんだよ〜……俺、告られなくなるじゃん!」
とか言ってるけど………ホントは告白なんてどうでもいいし……
誤解されてもいい……
「じゃぁ……取れば?」
いつもより…
低い声だったかも………
だって………冬山が…告られなくなるとか言うから………もし冬山がつき合ったりしたら私の相手なんかしてくれなくなるのは嫌だな……って思ったりして………
「ごめんって!取らないし………ってどうした?」
「えっ……何もないよ………」
作り笑いをした……
「あっ……
あたしもうお金ない………」
「えっ?マジで!?
………じゃぁ…ちょっと待ってて〜……俺、最後に取りたいモンある!」
「いいよ〜……
何取りたいの?」
「えっ!?これって………」
冬山が使うのか……?
.