幸せ日和〜コイスルキモチ〜



「出席を取るぞ……
春乃と冬山は休み……か………まぁ…冬山は分かるが、春乃は珍しいな……あまり休んだことは無いんだけどな……」

「……雪音…」


「2人でデートしてんじゃねぇ〜?」

えっ……

「あ〜!ありえるかも〜!あいつら仲いいもんなぁ〜……
もしかして〜…これ…?(笑)」

そう言った男子は手でハートを作った……

そんなはずないじゃん………雪音は冬山君のこと好きじゃないはずだもんー……

「あ〜あり得る〜(笑)」

絶対……嘘だよね?
体調悪いだけだもんね………

「瑠那……?
どうしたの…?」

「えっ……いや……なんもないよー……」

無理やり笑顔を作った………

瑠那は…

雪音のこと……
信じてるからね……



「あ〜楽しかった〜!」

あたし達は公園を行ったり、警官に追いかけられたり……

「あたし、
初めて学校サボったよ……」

「ってか、警官ヤバくなかった!?」

冬山は笑いながら言う……

「あ〜確かに!あれはビビった〜……冬山が足速いおかげで逃げれたんだしね!しんどかった……なんかお礼しなきゃねぇ〜(笑)」

「えーマジで!?
なにくれんの?」

「じゃぁ……冬山欲しいもの言ってみて!」

「アッ!二千円までだからね!!」

「はいはい(笑)」




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