幸せ日和〜コイスルキモチ〜



「ー……!!?」

冬山の唇と…

あたしの頬があたった……

「な……なに!?」

「あっ…目…開けた……」

そりゃあけるだろ!

「ちょっ……
なにしたの……!?」

「えっ……
秘密……」

「ッー……///」

「じゃぁ……バレンタイン楽しみにしてる♪
あっ!指輪つけてくれてありがとね!」

「………」

冬山は行ってしまった……

「……ぅ…そ…」

あたしの……頬に……

冬山が……

キス!?

ど…しよ……

嬉しい……

けど……

瑠那にバレたら……

いや……

バレないようにしなきゃ……


瑠那への罪悪感が……

ふくらんでいく……

どんどん

どんどん

ふくらんで……

破裂しそうに
なって……

苦しくなる……




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